2008年01月21日

『男ば見せないかんばい』1部昇格を賭けての死闘

『男ば見せないかんばい』1部昇格を賭けての死闘
『男ば見せないかんばい』1部昇格を賭けての死闘
『男ば見せないかんばい』1部昇格を賭けての死闘
C.A.フクオカーナの最終節は、3位Rekindle(北九州)との直接対決だった。
完全に相手の方が個の能力が上で、全日本フットサル選手権の福岡予選で1-4で負けた相手でした。
その時はこちらはメンバーが揃ってなかったんだけど…


とにかく、まずC.A.フクオカーナのサポーターの数に驚かされました。第一試合の倍の人数の50人ぐらいはいたのですごく心強かったです。
そして、一般ギャラリーも50人近くはいて、あのコートの周囲に100人近くはいたと思います。
サポーターがついているフクオカーナとこの試合の注目度が分かったのと同時に、相手も昇格が残っているだけに闘志剥き出しで試合前からガチでのゲームが予想されて、会場は見たことも無い異様な雰囲気だった。


とにかく、熱い試合だった。試合巧者の相手に前半立て続けに失点し0-2まで離された。
相手はこの日1試合のみで、フクオカーナは、この日2試合目のダブルヘッダーだったんだけど、とにかくよく最後まで諦めずにコートを走り回っていたと思う。
そして、その気持ちを見せたプレーの中で、前半にエース切原がゴールを奪い1-2で前半を終了した。
後半も、今までやって来たフットサルを最後までやり通すことと、絶対に走り負けるなと選手たちを送り出しました。

そして、後半は歴史に残りような死闘でした。相手も120%ぐらいの気持ちで最大限に向かって来てくれて、素晴らしい試合になった。
本当に意地と意地のぶつかり合いだった。
そんな中でフクオカーナサポーターの割れるような音での熱い応援を背に受けながら、同点ゴールを決めて、残り時間少ない中で調子の悪かった中山がライナーでシュート性のクロスを頭に当てて土壇場で逆転ゴール。
いや〜、すごかったです。「気持ち」以外に言葉が見つからないゴールだった。


しかしながら、勝利の女神が見えていた残り20秒で、両者足も止まり始めた瞬間に個人技で同点にされて、そのまま3-3で試合終了。
いや〜、最後に経験の差が出たかな。これが今の実力かもしれなかった。

プロは結果が全てだけど、アマチュアの選手たちは気持ちを全面に出して、持てる力を精一杯出したと思います。
いつも選手には言っています。不甲斐ない試合をしたら、応援してくれているサポーターに恥をかかせると。

結果はドローでしたが、サポーターにもフクオカーナの選手たちの気持ちを見せたと思うし、自分自身にも生涯心に残る熱く素晴らしい試合でした。
そして、自分自身も彼らフクオカーナの選手たちの成長に本当に驚かされました。
個人技がなくても、組織で対抗できるということと、気持ちで絶対に負けないこと。

昨年C.A.フクオカーナをスタートさせて、当時は最前線でバリバリやっていた選手も集まらず、サッカーから転向したばかりの選手と、サークルの延長上でしかやっていなかった選手が多かった中で、組織を中心に「ムービングフットサル」を目指して取り組んできた。

監督を任されたまっちゃんも想像を越える苦労とプレッシャーがあったと思う。
そんな中で、フクオカーナの選手たちが、一年間でああいう試合を見せれるようになったことは、本当に嬉しかった。
普通だと、0-2から崩れてしまったり、中山のあの逆転ゴールとかまずないと思う。




とにかくあの雰囲気を作ってくれたたくさんのサポーターに感謝です。
言葉で表現し難いですが、本当に感動したし、選手に与えた勇気は計り知れないものだったと思います。
また、サポーターの雰囲気でゲームは作られて、フットサルの試合でも応援が左右すると再確認でき、自分自身も色々と初心に戻ることが出来ました。
福岡県リーグの2部にこのような素晴らしいクラブがあることを証明できたし、来てくれたサポーターの方々や一般のギャラリー、相手チームにも何かC.A.フクオカーナからのメッセージを伝えれたと思います。
本当に勝ちたかった試合だし、残り20秒で勝てる試合が逃げただけに、残念な試合だったかもしれないけど、アマチュアの選手たちが120%の力を出し切った結果として自分もサポーターも受け入れていたと思う。


また、相手のRekindleのチームも素晴らしかったし、敬意の気持ちと同時に感謝しています。
Rekindleは、我々に絶対に勝たないと昇格がないので、そういう背景の中で素晴らしい試合になったと思います。
両チームとも男を見せた熱い試合だった。


クラブ・アトレティコ・フクオカーナの福岡県リーグ2部の全日程が終了しました。
現時点での結果は、2位です※他チームの残り試合の結果で変動します。
昨年からの2007-2008シーズンのフットサル福岡県リーグ2部は、フクオカーナ戦は過去に例の無いぐらいの盛り上がりがあったと思います。
異質の新規参入クラブが旋風を巻き起こしたと思います。


そしてC.A.フクオカーナは、上位との直接対決は全勝したけど、1敗だけ黒星がついた。
実は、下位との対決だったんだけど、その日はアビスパのホームゲームと試合日が重なり、サポーターが1人も来れない日に負けてしまった。
もちろん、自分もアビスパの試合に行っていたんだけど…。

だから、サポーターが来れなかった日だけ負けたというのも、フクオカーナらしいと思った(笑)。

それでも、一シーズンを通じて、北九州にサポーター20人以上遠征に来たり、筑後市や大刀洗とかどこにでも駆けつけてくれて応援してくれた方々に心から感謝の気持ちを伝えたい。
本当に、ありがとうございました。また、この経験を活かして成長していきます。




ということで、気になる最終結果ですが、3位以上の確立が高くなりました。
2位なら自動昇格の可能性が高く、3位なら1部と入れ替え戦に回ることになります。







ていうか、また俺が『入れ替え戦』って。。。


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Posted by KEIGO YAMAMAOTO at 14:28 │Club Atletico フクオカーナ