2008年12月01日
厳冬

今シーズンのアビスパのキャプテンでもあるワンちゃんことヌノと契約を更新しないことがアビスパからリリースされた。
やっぱ、毎年この時期は辛いです。ワンちゃんと話す機会があったけど、掛ける言葉も見つからなかった。
プロの世界は厳しいと分かっているけど、現実を突きつけられると自分もかなりショックを受けました。
ワンちゃんとは、アビスパで唯一の同じ歳の選手で、ワンちゃんの頑張りはいつも自分の刺激となっていた。
トップから中盤、そしてセンターバックまで全てのポジションをこなし、常に気持ちがこもったプレーは、いつもサポーターまで届いていた。
試合に出ていても、メンバーから外れても常にチームのことを考えていたし、周囲に対して気配りも出来て、後輩の面倒見も良く、サポーターへの接し方までプロフェッショナルな選手だった。
自分がもしJリーガーだったら、ワンちゃんのようなプロとしての自覚を持ち、ああいう気配りができる選手になりたいとリスペクトしていた。
サッカー選手としても、一人の人間としても素晴らしい選手だった。
何かスキルがずば抜けてすごい選手ではなかったけど、3年間の在籍の中で多くのサポーターから愛されて声援を勝ち取った選手だったことは間違いない。
そして、ようやくワンちゃんのサポーターソングも出来ただけに非常に残念というか無念な知らせだった。
まあとにかく現役にこだわってやる方向で進んでいるようなので、同級生の鑑として納得のいくサッカー人生を歩んで欲しい。
我々サポーターにとってもワンちゃんがアビスパに残した影響は計り知れないぐらい大きい。
人柄的にどこに行っても愛される選手なので、あまり心配してないけど、これからもワンちゃんのサポーターとして応援していきたいと思います。
自分のサポーター人生の中で、ワンちゃんと出会うことが出来て、アビスパのワンちゃんをサポート出来て本当に良かった。
アビスパの歴代で最高のキャプテンシーを持った闘将だったと思う。
ワンちゃん、ありがとう!まだまだ頑張ってね。
Posted by KEIGO YAMAMAOTO at 21:35
│アビスパ福岡